植物や動物などから人間にとって良い成分が見つかると、それを単体で抽出し、化学的に合成できるか研究し、サプリメントなどが製品化されます。
たとえば、ビタミンC
アスコルビン酸とも言われ、人工的に化学合成で作り上げることができ、安く売られています。
それに対し、天然のものは、ビタミンCを多く含有している植物部分から水分などを取り除いてサプリメントになっています。
天然のものは、ビタミンC以外にさまざまな微量栄養素が含まれているというのが最大の特徴です。その微量栄養素は、まだすべては解明されておらず、ポリフェノールなど新しい発見や研究が相次いでいます。
天然のものは、新たに発見されるということ=ほとんど人体にとってもプラスの発見である、のに対し
合成のものは、実は有害であった、という報告が多い傾向があります。
人体は単体の栄養を食べた場合、それが吸収されるために他の栄養素を必要とし、結局多くの栄養が関わり合って体内に吸収・排泄されるという複雑な仕組みになっています。よく食べ合わせなどとも言われます。
単体で大量に栄養を摂ると、それを吸収・排泄するために必要とされる栄養素などが体内から総動員されてしまうという結果となります。
合成の単体栄養素を摂る=ほかの栄養素が不足する
ところが、天然成分であるなら、その中で栄養バランスが完結している場合が多いため、人体に負担がかかりません。
自然のものは値段も高く含有量も少なくなりますが、合成のものに比べ、はるかに安全であり、また人体に有効であるということが言えるのです。
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